lond日記

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アザレンカ選手がヨネックス契約に。黒塗りラケットは何? (テニス)

アザレンカ選手がウィルソンからヨネックスに契約変更

ウィンブルドンが始まるこのタイミングでウィルソンのラケットを使っていたアザレンカ選手のヨネックスへの契約変更が発表されました。

契約はラケットのみようです。ウェアやシューズはNIKEのままですね。

これまで使っていたウィルソンのラケットはウルトラ (その前はジュース)でした。

使っているのは黒塗りラケット

アザレンカ選手が使っているのは現行モデルのカラーリングではなく"黒塗りラケット"です。

現行モデルの主要ラインナップには、EZONE DR (2015年10月~)、VCORE SV(2016年9月~)、VCORE Duel G (2016年3月~)があり、製品一覧から消えてしまっている製品として VCORE Tour F (2015年2月~)があります。

Duel Gはワウリンカ選手、SVはケルバー選手が使用中です。

ちなみにツアーモデルは

Tour Fは発売当時チョリッチ選手が使っていましたがすぐに使うのを辞めてしまいラインナップからも消えてしまった流れです。現行ラインナップの1つ前のモデルが出始めた頃からの流れで、ヨネックスとしては「歴史ある王道ツアーモデル」にこだわるのを辞めてしまった感じがあります。

ツアーモデルはヒューイットさんが使っていたり硬派なモデルで新モデルが出るたびに目立つ変更ではなく細かい点で修正を加えていた感じでしたが、EZONE Aiやツアーモデルの派生モデルだったVCORE Tour Gが海外で評価を受け、ワウリンカ選手がグランドスラムで優勝するようになり、ツアーモデルでないどちらか言えば一般モデルであるSi (現SV)を使うケルバー選手が世界No.1になったりといった状況もあります。

ヨネックスのラケットは特徴的な四角いラケット面の形から他社でいえばWilsonのPRO STAFFやHEADのPRESTIGE等のボックス形状ラケットのようにはっきりと認識を持って区別されていません。ヨネックスをよく知らない人から見ればどれも同じように見え、且つ、ヨネックスのツアーモデルを敢えて選ぶ人も減る中の判断だと思います。

 

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EZONE DRの後継でしょうか?

現行モデルの発売時期から見た時期モデルの発表スケジュールを考えてもEZONE DRの後継モデルの可能性が高い気がします。

看板選手の居るVCORE Duel GやSVと違い、EZONE DRには看板選手が居ません。

EZONE DRを使用しているキリオス選手は後から追加された青黒カラーの方を使っておりEZONE DRのメインキャラクターという訳ではないでしょう。

ダブルスで使っているヒンギス選手はヨネックスのアドバイザリー的な位置付け、EZONE DRが登場した時点でのキャラクターであったイワノビッチ選手は先日引退、イワノビッチ選手の成績が上がらなかったためか、その後ワウリンカ選手と共にヨネックスのメインキャラクターになるのかと思われたベンチッチ選手はWTA150位前後と低迷を続けています。

急にツアーに参加しなくなり、久々に顔を見せたと思ったら「赤ちゃんが生まれました」と発表したかつての世界No.1のアザレンカ選手が再度の活躍を目指すにはウィルソンで目立たないモデルであるウルトラを使い続けるよりも良かったのかもしれません。

ヨネックスとしても、現行のWTA上位選手のがっちりとした契約状況を考えれば、成績が上がらなくても知名度はピカイチだったイバノビッチ選手の後釜には十分なのだと思います。

アザレンカ選手が使っているラケットを見るとラケット面の最下部、縦のガットを通すグロメット部分が横長の突起になっているのが分かります。

これはEZONE DRの特徴と一致します。 

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現行のEZONE DRが発売されたのが2015年の10月、2年後と考えれば夏前の今のタイミングは黒塗りラケットを選手に使わせてユーザーの注目を煽るにはぴったりのタイミングなのだろうと思います。

最近は黒塗りラケットを使う選手が多いですね

フェデラー選手のPRO STAFF97登場時に使ったことで、それまでは契約変更時などペイントジョブで別メーカーのラケットを使うのより短期的に使用されていた黒塗りラケットがマーケティング手段になってしまっていますね。

ナダル選手がピュアアエロをテストする際に使用した黒塗りラケットは注目を浴びましたが、それ以降も、単にカラーリングされてないだけでは? 単なる既存のプロ仕様にカラーリングを変えているだけでは? といったある意味怪しげに見えるラケットを使う選手がものすごく増えています。

メーカーとしても「あのラケット、〇〇のカラーリングだけど××が付いてないし全然違う」と言った変な指摘も免れるし、注目度を集めるにはもってこいの手段なのだと思います。費用と労力を使い自分達で宣伝する必要もなく、単に色を付けてないだけでユーザー達が勝手に話題にしてくれるわけですからね。