lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

エンド・オブ・キングダム (映画)

エンド・オブ・ホワイトハウスの続編

以前見た「エンド・オブ・ホワイトハウス」がまぁまぁ面白かったので続編をTSUTAYAでレンタルしてきました。

前作の感想

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感想はというと、まぁアクションとかは面白いし楽しめるのですが、ストーリーはものすごく単純で特に捻った展開もなく、単に主人公が大統領とピンチに陥り、敵を殲滅しつつ、生還するという映画です。

一作目もそうでしたが、本作は一作目以上にストーリー展開に幅がありません。

www.kinenote.com

あらすじ (ネタバレ)

あらすじを簡単に書くと「イギリス首相が手術の経過により予想外に死亡。G8首脳は弔問のためにイギリスに集合する。それを狙って武器商人が各国首脳を次々殺害するテロを起こす。これを遡ること2年前、アメリカは各国承認の基、武器商人をドローン攻撃で殺害しようとするが、本人は生き延び当日結婚式だった娘が死亡、武器商人はこの恨みから行ったテロ行為だった。

主人公でシークレットサービスのマイク・バニングの機転でイギリスへの到着時刻を早めていたアメリカ大統領は各国首脳がテロで殺害される中、銃撃戦を抜けて帰国を図る。車移動、ヘリ移動の中で仲間や上司であるリン・ジェイコブス長官が死亡、エアフォースワン発着地までたどり着けなかったバニングと大統領は徒歩で移動することとなり、地下鉄構内での銃撃戦を経て、MI6のジャクリーン・マーシャルが居るアジトまで移動する。

マニングからのMI6合流の合図を理解したアラン・トランブル副大統領は救出チームをMI6のアジトまで送る旨を通信してくるが、イギリス側の中心人物に裏切り者が居ることから、MI6アジトに到着した救出チームも見抜き、銃撃戦を超えて車で移動、アメリカ大使館間近で追手を振り切ったかと2人が安心した瞬間、突っ込んできた車に衝突され、大統領は連れ去られてしまう。

武器商人達の目的はアメリカ大統領をライブ配信中に殺害すること。

ジャクリーン・マーシャルはイギリス側の拠点に移動し、裏切り者を調査、監視カメラ等を妨害した手順から裏切り者はジョン・ランカスターMI5長官と判明。逃亡を図ろうとする所をマーシャルに殺害される。

アメリカ側の調査により武器商人が持つイギリス国内の拠点の内、工事中のとあるビルが電力消費量が過去2日間で最大を示していることからここが大統領が連れ去られた拠点と判明。マニングはイギリスSASのメンバーとここを強襲、マニングの活躍により大統領を奪還。敵を殲滅した。

武器商人のアメリカ大統領殺害計画は失敗したが、トランブル副大統領の命令により再びドローン攻撃が行われ、武器商人が居るアジトはミサイルで攻撃され爆発する。

という感じでしょうか。

前作との比較

一作目は、大統領夫人を事故から守れなかった主人公が望んで閑職に付いている中、ホワイトハウスにテロが仕掛けられ、近くに居た主人公が敵殲滅と大統領を救う任務にあたることになってしまう流れで、大統領の息子との関係や協力して彼をホワイトハウス外に逃がすやりとり、大統領と一緒に捕まった長官達が核ミサイルの解除キーを話すように迫れれ大統領とのやえとりがあったりと、ストーリーのシンプルさを補う部分もありました。

息子さんは簡単に脱出できてしまうし、主人公の過去の仲間で裏切り者も簡単にやられてしまう。銃撃戦で周りがどんどん死んでいく中、主人公だけありえない位に弾が当たらない、敵も次にやれれてしまうし、敵のボスも結構簡単にやられてしまうなど、主人公が反撃を始めてからそれまで一方的な状況が反転し逆に一方的にやられてしまう感じになっていて、かなりのご都合主義に感じたのです。

ただ、二作目はこれに輪をかけてご都合主義が過ぎると思いました。

本作は予算は増えて派手になっているけどストーリーは前作以下かも

ロンドン周辺の著名な場所をテロの場所に使い、カーチェイスや爆破、銃撃戦もかなり派手にはなっているのですが、数年かけて用意したテロの割に、アジトは簡単に見つかってしまうし、工事中のビルをゲリラ的なメンバーで守っているのもよく分からない。(大統領を連れ去るアジトなら傭兵に守らせて、テロの準備同様センサーやら仕掛けやら用意されててもおかしくない。) なんか、郊外にある取り敢えずのアジトをロンドン市内に持ってきたような感じ。

大統領をインターネットのライブ配信中に殺害すると言っているのに、ビルの電力をカットされたらインターネットに繋がらないとか言ってるし、衛星回線でもなんでも繋げられるだろうと。テロに対してアジトの設備が稚拙すぎてよくわからないです。(世界的な武器商人のアジトですよ。)

テロによる大統領殺害が失敗して以降は、マニングと大統領は移動しているものの連れ去られたのを含め直線的で捻りも何もない。一作目のホワイトハウス内と、今作のロンドンという場所の広がりが全然意味がない。

一作目を超えるために、爆破やアクションを派手にした分、ストーリーで捻りを加えることを諦めてしまった感じに受けます。正義の味方が派手なアクションで一方的に敵を殲滅するのが見たい人にはいいのかもしれませんが、多少はピンチに陥ったりしないとリアリティがなさ過ぎて物足りませんね。

事件解決で本部のメンバーが大喜びするいつものパターン

大統領が無事保護された報告を受けた瞬間、アメリカとイギリスの作戦拠点にいるメンバーは大喜びするいつもの画です。アメリカのヒーロー的映画はほんとこのシーンが好きですね。

そう言えば、前作で出た大統領の息子さん、主人公と大統領の会話の中では成長した様子が語られるのですが、登場はしません。

前作で大統領と一緒に捕まっていたルース・マクミラン国防長官が登場したり、下院議場だったトランブルが副大統領になってたりと設定にニヤっとしてしまいますが、モーガン・フリーマンさんの出番はあるもののあまり話には関係ない感じでした。

また、リン・ジェイコブス長官がイギリス訪問に同行するのも変な気がしますし、全く活躍せず途中亡くなってしまうのも何か意味ない気がしてしまいましたね。

もちろん前作を受けてという話だが典型的な2作目というか

いい意味でも悪い意味でも、前作を見ていた人には一作目と同じような感覚で見られると思います。舞台がホワイトハウスからロンドンに変わっても移動距離はあまり変わらないような感じを受けてしまいます。テロに遭遇した主人公は反撃し一方的に敵を殲滅しますし、大統領もまぁ普通に助かるだろうという感じ以外受けません。

安心して見られる半面、前作同様の中途半端さをものすごく感じます。例えがよくないですが、あまり設定に配慮のない日本の刑事ドラマを見させられているようなそんな感じかもしれません。