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lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

コツで上達する? テニスで言う上達のコツって? (テニス)

テニス

皆が知りたがるテニス上達のコツ

今回は短く、テニスで言われる「上達のコツ」についてです。

何度か書いて事がありますが、自分で疑問に思っている点なので改めて書いてみたいと思いました。

サーブのスピードを上げるコツ、フォアハンド、バックハンドの威力を増すコツ、回転量を増やすコツ。テニスをやっていると世の中には「上達のコツ」と言われるものが溢れています。

自分より上手い人がかっこよくボールを打っていてボールも力強く打っている。その人が「ボールの威力を上げるコツはこうだ」と言われれば皆がなるほどと思うと思います。

コツを聞いて上達したでしょうか?

ただ、実際はどうでしょう。

そういったコツを見聞きし自分で実践してみて、段違いに上達すること、段違いに打つボールに変化が生まれることがあるでしょうか?

恐らく「殆どない」と思います。


ボールを打つ際の感覚面で「こうかな?」とヒントになるような発見があるかもしれませんが、そのままでは次の日にはよく分からなくなってしまい、多少意味があったかもという感想の中、また別の「コツ」を探すことになったりしていないでしょうか?

テニスは難しい、実感できる程上達する経験がない、だからヒントが欲しい

テニスを習っていても、少し教わるだけで自ら実感できるほど上達するような経験をする機会は殆ど巡り合わないので、こういったヒントを元に自分で少しずつ上達に向かうのが "普通のこと" "当たり前のこと" だと皆が思うでしょうが、私は実際は違うと考えています。

こういった「コツ」とは既にできている人が気をつけているポイントであり、出来てる人が聞けば確かにそうだなと思えても、出来ていない人が「コツ」に注目しても出来るようにはなりません。

コツとは木で言えば枝葉の部分。根っこや幹が育っていないと枝葉まではたどり着けません。基礎がきちんとできていない建物を増改築していってもどんどんバランスが悪くなるだけです。

仮に皆がイメージするテニス (しっかりとしたボールをラリーで打ち合い続け、ゲームも競って楽しめる) を取り敢えずの目標とするのであれば、それに必要な基礎部分は建物を立てる前にしっかりと出来上がっている必要があります。増改築しながら基礎を直すのは難しいし完全な二度手間です。

私は巷に溢れる"上達のコツ"が嫌い。だから考えるようになった

世の中には雑誌の特集やYouTubeに載るようなレッスン動画で「上達のコツ」を全面に押し出しているケースを見かけます。それは昔から続いてきていることです。


正直、私はそれが嫌いになりました。


実際そういったコツを実践しても自分や(周りの人達が上達していない現状を認識し、疑問を持つべきだ
と思っています。それしか上達の方法がない訳ではなく、それが当たり前の方法でもありません。

私は、「テニスの指導」と「コツ」は別のもので一緒くたに捉えるべきではないし、上達を目指す中で「コツ」が全面に出てくるのは情報を提供する側の都合が大きいと考えています。

周りで皆が言っている、立場のある人も言っているから "コツ" が有用に感じる

「コツ」というと即効性がある情報のように思うし、「コツ」の類は世間の認知度も高く、「◯◯のコツ」と言えば大勢の人が一度は聞いたことがあるはずです。それを知名度があり、信用できそうな立場から「コツ」として取り上げれば、皆が参考にしようとします。

テニスの指導とコツは別のものと書きましたが「コツ」は「基本」ではないし、無い「基本」を埋めてくれるものでもありません。

ゴルフはテニス以上にひどい状況だと思う

ゴルフの例で申し訳ないですが、世の中にはかなりの数のゴルフ雑誌や単発のムック本の類が発売されており、毎月、様々な上達のコツや理論がプロやプロコーチから語られています。ゴルフをやる方は熱心な方が多いので毎月そういった雑誌類を購入し、そのコツを参考にしたりします。

でも、実際にはそれらを見たアマチュアゴルファーが急に上達したりすることはまずありません。


あくまで個人的な意見ですが、そういった雑誌は "購読者が簡単に上達してもらっては困る" わけです。

試行錯誤しながらさほど上達しないまま毎月継続的に雑誌を購入して欲しいはずで、色んなショットのコツを定期的に繰り返す形で掲載し続けている面があるだろうと思っています。新しいコツとして多少違う形にすればネタには困りませんし、プロの数だけコーチの数だけ理論があるのがゴルフだったりします。

雑誌等の目的は読者が上達することより雑誌が売れること

私はこういった状況と自分も周りもうまく上達に結びついてないことから「上達のコツ」という切り口ばかりで情報発信をする媒体は信用できないと思うようにすらなっています。

その人達はどの位見ている人達に上達して欲しいと思ってるのでしょうか?

自分達の商品を売るための宣伝ではないのでしょうか?

全てがそうとは言いませんがついそう思ってしまいます。

コツが上達に役立ってないなら、別のコツを探すより、なぜうまくできないのかを考える

「コツ」を参考にしても具体的な上達には結びつきにくい。実際そうでしょ?  と言っても他に目に見える選択肢がないがないので疑問に思わないでしょう。

でも、「何故、それを実践しても自分は目に見えて上達しないのか?」という点は皆が考えるべきことだと思っています。

私は、世の中の「テニスに関する情報」は指導する側に都合よく作られている気がしています。指導する側が発信しているから当然?、でも教える目的は指導する側の教えやすさではなく教わる側の上達であるべきです。

それしか選択肢がないからとか、当たり前のことだから疑問に思わないとかではなく、上達したのであればその当たり前のことですら疑問を持つべきだと思っています。普段テニスをしているその環境の中で実際に自分が上達できていないのであれば尚さらですね。