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lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

全豪オープン2017 男子シングルス4回戦 フェデラーvs錦織 (テニス)

今回の全豪オープンは全く見れてない状態なのですが、YouTubeで男子シングルス4回戦のフェデラーvs錦織戦のダイジェストを見ました。

youtu.be

 
映像を見る限り対戦相手がフェデラー選手ということもあり、錦織選手の状態はモチベーション含めかなり良かったと思います。これまで積み重ねてきた技術や戦術をしっかり出しているし、フェデラー選手相手ということもあるのかチャンスがあればネットという意図も見えますね。ネットを取るのがうんぬんではなく短いポイントで決めるための選択肢の一つということだと思います。去年も全豪はサーブの状態がよかった(暖かいから? そう見えるだけ?)と思うのですが、去年よりフォームの滑らかさが増している気がします。サーブのボールの切れにも繋がっているのかもしれません。でも、錦織選手の試合はあまり見てないので細かい点は分かりませんのでこの位で。

フェデラー選手ですが、見て気づくのが「ボールとの間合い」でしょうか。これまでもベースラインから下がらないで打つスタイルでしたが、これまでとはボールとの距離感が違う感じがします。上手く表現できないのですが、普通に打っていた距離感からほんの10cmとかだけボールに近づいて打っている、そんな感じです。単に近い、ライジングで打っているということではなく、相手の時間を奪うために自分の時間やマージンを削ってボールに近づいている、攻める姿勢を見せている、そんな感じです。

また、多分集中力もかなり高い状態で維持できているのだろうと感じます。バックハンドのミスショットが殆ど見られないですし、ライジングで打つバックハンドも単に返すという感じだった以前に比べ、ネットを超える高さや相手コートで落ちる深さが意図を持ってコントロールできている感じがします。(同じようにふわっと返る感じだったのがライジングと言えども1球毎に回転量や高さを変えて相手が攻めづらい所に返せている)

また、ボールを強く打つ、速く攻めるという部分がより高い次元で噛み合っている気がします。前述のボールへの間合いが少しだけ近くなっている感じと合わせて、対戦相手はこれまで以上にポイント中に気が抜けないし、バックハンドで繋ごうとしても、ウィナーを狙える位に "狙って" 強く叩けるようになっています。

錦織選手もかなり前に入ってリターンを打って攻めようとしています。(この傾向はマレー選手も同様) ですが、フェデラー選手の前に入ってのリターンはリターンの次のボールでポイントを決めてしまる程の意図を感じるので錦織選手、マレー選手のリターンとは違いますね。二人もリターンからネットには付けますがフェデラー選手のそれとは連携のスムーズさが違います。

フェデラー選手のプレイを見て弱いかなと思うのはサーブ位でしょうか。以前と違ってエースを取ったりサーブからポイントと取るのはかなりキツそうですが、サーブでポイントが取りにくくなった分、3球目、5球目で決められるスタイルが伸びているということかもしれません。

後、フォアの逆クロスがかなり威力がありますね。逆クロスに打つ際は回転はかかっているけど急速は速くない感じがあったのですが、しっかりとポイントが取れるスピードが出ていると思います。

決勝はナダル選手ということで、ナダル選手は基本的にフェデラー選手のバックハンドを攻めてくるスタイルは変えないと思います。フェデラー選手も以前とは違いバックハンドで攻められても返すだけでなく相手の攻めをコントロールできる形で返球できると思いますし、ナダル選手のフォアハンドも以前程の球威はない(それでも構えて打てれば十分ですが)ので、一方的なスコアにはならない気がします。

フェデラー選手に有利な点で言えば、この2-3年程でフェデラー選手が進化させた速い攻めをナダル選手に見せる機会が少なかったことでしょうか。対戦は2015年にスイスのバーゼルで対戦しフェデラー選手が勝って以来です。(その時はフェデラー選手も万全ではなかったけど、決勝まで勝ち残ったナダル選手もかなり微妙な感じでした。)

どちらが勝っても見ているファンは納得するでしょうが、個人的にはやっぱりフェデラー選手に勝って18個目のグランドスラムを取って欲しいですかね。

   

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