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lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

全豪オープンテニス 男子シングルス1回戦 チリッチ vs ヤノヴィッツ (テニス)

テニス

全豪オープンはほぼ見れていないのでYouTubeでダイジェストを見たり、試合後の選手のインタビューを見ている程度です。

たまたま見たのが男子シングルス1回戦のチリッチ選手vsヤノヴィッツ選手の試合です。

youtu.be


この試合、チリッチ vs ヤノヴィッツ 4-6, 4-6, 6-2, 6-2, 6-3 と5セットにもつれ込む試合でチリッチ選手が逆転で勝つのですが、動画を見ていて両選手のプレイにかなり違いがあるのが明確に見て取れます。

現状で言えばチリッチ選手がシングルス 7位、ヤノヴィッツが 273位なのですがヤノヴィッツ選手は2014年には20位近くにいて力がない選手ではありません。(2014年に怪我をして2016年に100位を切り今のランキングという感じです。)

ただ、ヤノヴィッツ選手はサーブが武器で勢いで押し切るプレイスタイルで緻密さや集中力に課題がある選手だと思っています。

動画を少し見るだけで両者のボールの違いに気づきますが、チリッチ選手が明確に意図をもって球種やコースを選び、ボールを打つ時点でヤノヴィッツ選手がどこに返球するか予測しています。(甘くなるのを見越してネットに出たりもしている。)

一方のヤノヴィッツ選手はというとボールの威力や一発で抜くようなショットで取るポイントが多く、打ち合いになるとあまり意図のないボールをチリッチ選手に向けて打っているのが分かります。バックの低いボールはスライスで返したりしますがその際の返球コースも漠然とただ返しているような感じです。

スコア表示がないのでこの動画が試合のどのあたりか分かりませんが、序盤は両者とも得意なサーブを中心に試合を進め、サーブが強力な分、ヤノヴィッツが2セットを連取したものの、3セット目以降は、この動画に見られるようにチリッチ選手のボールが狙いすまして打たれて、次第にヤノヴィッツが手も足もでなくなってきたのではないかなと思います。前述の通り、ヤノヴィッツは集中力に課題のある選手なので、相手が思うように試合を進めて来られると次第に打つ手がなくなってしまい余計に一発勝負のようなポイントの取り方を選ぶような感じです。

また、ヤノヴィッツ選手のポイントの取られ方を見ると、逆を付かれて一歩も動けずにボールを見送るケースがよくありました。これはチリッチ選手が相手がどこに返球するかまで見越してボールを打っているのに対し、ヤノヴィッツ選手は相手が打つ際に動き出している印象がある点が現れている部分だと思います。この辺りも両者の性格の違いでしょうか。


youtu.be


ヤノヴィッツ選手は203cmの長身を活かしたサーブが魅力の選手で、ポーランド出身のためか、昔のドイツ選手のような割とクラシカルなフォームでサーブを打つタイプです。(ベルギーのゴファン選手なども同様)

体の使い方から言うと今風の打ち方の方が合理的だと思いますが、"豪腕" というかガッツリボールを叩いて打つ打ち方で体に力のある選手には有効なのだと思います。

ヤノヴィッツ選手のサーブはトップ10選手でもなかなか苦戦する程の威力があるので何とかランキングを上げてきて欲しいなと思います。

www.jerzy-janowicz.com