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lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

ラケットを短く握りかえてボールを打つ可能性 (テニス)

先日、公開されたラフィノさんのラケットレビューを見て思ったことがあります。

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新発売のYONEX VCORE SVシリーズのインプレ動画で、最も使い勝手のよい、回転がかけやすいのは全長が26.5インチと普通の長さよりも0.5インチ短い「VCORE SV100S」だったというものですが、これを見て「ラケットを長く使う(長尺ラケット等)ことは皆が結構考えるけど、逆に短く持って打つのはどうなんだろうか?」と思いました。

野球で速いボールを空振りせずに打つための施策としてバットを短く持つことがありますね。バットを短く持つ効果は、先日も書いた「スイングの半径が短くなることでバットを加速させやすくなる」こと、「スイング開始からボールまでの移動距離が短くなることで振り遅れる事を軽減できる」こと、後、「バットのバランスを考えればテニスで言うトップライトの状態になり、振りやすくなる」ことがあるかと思います。


バットに比べてテニスラケットは軽い(1kg対300g)ので、短く握る効果はバットほどではないかもしれませんが、スイングスピードが上がる、振り遅れない、よりトップライトになるのそれぞれの効果はある気がします。

動画では元々短いラケットについての感想でしたが、「普段、自分が使っているラケットを短く握って打つ」ことは誰でも試すことができます。

自分が使うラケットは色んな操作を問題なく使える重量のものを使っているはずで、短く持つことで極端にスイングスピードが上がることもないでしょうが、特定の条件化でグリップを短く握り直すことで有効になる場面がないか考えてみると、


1)ネット近くで相手に足元のボールを打たれた時

2)ネット近くで低いボールを持ち上げる必要がある場合

3)ネット近くで浮いたボールを角度を付けて決めたい時


などがあるんじゃないかなと思います。


1ですが、相手がスライスや緩いボールで自分の足元に弾まないボールを打ってきた場合、地面から高さがないとスピンで持ち上げるのが難しいのでスライス面で拾うことを考えますが、浮いてしまうと相手のチャンスボールになってしまいます。浮かさないように返すためにはスピードを落とす必要があり、タッチも重要になります。

この場面でラケットを短く持ってスイングをすれば取り回しの良さと振り抜きの良さからボールを持ち上げやすく、ショートクロスにスピンで返すようなことができるのではないかと考えました。


2について。

ベルダスコ選手のすくい上げるスピン

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このショットはベルダスコ選手の腕っぷしの強さですくい上げた感じですが、グリップを短く持てばこういうショットがやりやすくなるのではないかと思います。(特にショートクロス方向)  また、ネット近くからのポール回しのようなボールも回転がかけやすいのではないかと想像します。(長い距離を打つ必要はないが回転をしっかりかける必要があるようなケース)

3では、ネット近くに居て相手ボールが浮いてきた場合、ボレーで角度をつける選択肢の他、ドライブボレーで強く打ち込むこともできますが、ボールが思ったよりも自分に近い位置に上がってきた場合、位置を左右に移動しないと強く打てない場合があります。咄嗟には難しいでしょうが短く握りかえることができれば、よりボレーもしやすくなり角度を付けやすくなるし、ボールをしっかりと引きつけてドライブボレーができるので相手にコースを悟られにくい形で打てるのではないかとも思います。(どこに打つのか分からなければ速度は速くなくてもよい。)

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プロの世界ではこういう工夫は必要ないレベルでラケットが振れるのでしょうが、一般プレイヤーなら色んなグリップで色んな打ち方ができる技術の幅の広さは大事だと思うので、その一環として、短くグリップを握って打ったらどういう効果があるかを練習で確認してみるのもいいのではないかと思いました。特に、短いボール、低いボールを瞬間的にひっぱり上げて回転をかける際に有用な気がします。

「敢えてグリップを短く持って打ってみる」

色々試してみようと思っています。

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