読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

Amazon 実写版 ベイビーステップ (テニス) (ドラマ)

Amazonのオリジナルビデオ「ベイビーステップ」。週1本の新エピソード公開のようなので暫く経ってから見てみようかなと思っていたのですが、時間があったので先日1話から9話までを見てました。

ちなみに原作は30数巻かな? 読んでます。(全日本に出るという位まで。) 初心者の男の子が自身の特性と分析を活かして急激に上達し結果を残しプロを意識するまで...は良かったのですが、当初の一般プレイヤーにも参考になる、共感できる感じが薄れて次第に「ドラゴンボールの天下一武道会」状態になってきたので一旦リタイヤしました。スポーツ漫画にありがちな「部活」という設定を取らずいきなりプロ、世界を想定したのは実際のテニス界を意識した素晴らしい判断だと思うのですが、周りの期待やもしかするとマンガやテニスなどの関係業界から暗にプレッシャーもあるのかもしれませんが、主人公がもう普通の人じゃない(元々なかったのかもしれないけど)感じがテニスという知っているスポーツなこともありより実感します。ドラゴンボールやワンピースはマンガの世界と割り切れるし、弱虫ペダルみたいにどこまでも普通っぽいけどスゴイみたいな感じならとも思いましたね。(自転車競技はよく知らないのでお話として見れる。)

さて、ドラマの方ですが、出演されている役者さんで実際テニスをやっている方は、鷹崎奈津役の季葉さんが中学県大会でダブルス3位と明らかに打っているフォームが違います。後、宮川卓也役の塩野瑛久さんもテニスが趣味らしく、大林良役の井上正大さんも片手バックのフォーム等を見ると実際ボールを打っている感じはします。(仮面ライダーディケイドの井上さんがこのドラマに出てるってなんか不思議でした。)


でも、どうも男性の俳優さんは「テニスの王子様」の舞台等に出演経験のある方が多く選ばれているようで、前述の塩野さん、井上さん、主人公丸尾栄一郎役の松岡広大さん、荒谷寛役の松崎裕さんもそのようです。(江川逞役の松島庄汰さんは違うようですがハンドボールが得意ということでサーブのモーションに活きてる感じですね。)

内容ですが、原作にかなり忠実でセリフや設定はほぼ踏襲してあるし、作りもかなり面白いと思います。三浦コーチ役の東根作寿英さん(2時間ドラマ等でもよく見る)はさすがですし、松島さんの逞も原作とまた違った雰囲気で表情で語る感じの演技も好きです。

ただ、下手にテニスを知っている分、実写版でもフォームや動き、フットワークに目が行ってしまう訳で、そのあたりは実写版の難しいところですが、今シーズなら神奈川ジュニア大会で優勝を争うようなメンツ達にしては色々残念な感じです。(今後大丈夫なんだろうかと心配になる。)


テニプリ舞台等でラケットを振る経験はあるのでしょうしボールを打つ機会もあるのでしょうが、カット割でごまかしても役者さんのラケットスイングや体の使い方はかなり雑に見えます。(なんというかテニス競技経験のある人には見えない。)

基本、実際のテニスではバックハンドで何球も打ち合う中で球種を変えて相手を動かすような展開が多いと思うのですが、そういう描写はほぼなく、ベースラインを右端まで動いて打ったら次は左端まで動いて打つのを繰り返すマリオテニスを見ているような動きだったりします。また、ボールに追いついて打ったらフォロースルーの姿勢はそこそこにフットワークで切り返すことなくそのまま反対方向に動けてしまうのは、撮影では実際にボールを打っていないことが分かります。(実際、殆どのボールはCG処理のようです。)

荒谷役の松崎さんは本来右利きなんでしょうね。左手の演技はスゴイなと思いますが、あの打ち方だと相手をコートの外に追い出すような強いボールは飛んでいかないと思いますし、荒谷=ナダル選手のイメージなので打ち方を考えればだいぶ違いますね。一番まともに見える季葉さんでもあくまで部活やってましたレベルというか、全日本で優勝したりプロを目指してるキャラクターとしてはやっぱり弱く感じます。

某「エースを◯◯◯」のような人気俳優の出演ありきで決まったドラマではなく、テニスを演じる経験を踏まえて選ばれた役者さんたちだとは思うのですが、やっぱり実写版ドラマは難しいなと思います。

岩佐博水役で籾木芳仁さんが出演されていますがあっさり負けてしまう描写だったのも残念でした。岩佐がエーちゃんと対戦するのは1度だけだし、プレイスタイルが実写で表現するのが難しい (CGやら絵画の著作権?やら)ので省略されたのかもしれませんが、エーちゃんのプレイスタイルに影響を与える選手ですからね。特に絵画云々の説明もなかったし、ドラマが続いても、原作では以降何度かある登場シーンはないかもしれませんね。

最後に、このドラマで一番気になるのが、主人公のエーちゃんが一人で考え事をする際にもうひとりのエーちゃんが登場してお互いに会話するような描写が度々あることです。原作読んでいるのでこの「二重人格」的な描写が馴染めません。エーちゃんが試合中色々と独り言のように考える性格だったり「本能と理性」のやりとりがあったりするので、見ている人のわかり易さを考えてこうされたのかもしれませんが「かなり気持ち悪い」です。

今シーズンは11話あたりまでのようなので、神奈川ジュニアサーキットでエーちゃんが荒谷に負ける所まで(逞が優勝して終わる)でコミックでいうと6巻の途中までで終わりかなと思いますが、コミックでは池爽児がたまたま会場に来ていてエーちゃんと話す場面があって、池役が誰なのかですね。池爽児=錦織圭選手のイメージな訳ですから他の役者さんとは別格でないとということで、かなり実力のあるテニス経験者でイケメンとなれば工藤阿須加さんかなぁとか思ってしまうのですが。

follow us in feedly