lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

テニスマガジン大丈夫かな。。 (テニス)

以前、現在販売されている硬式テニス関連雑誌3誌についての個人的な感想を書きました。スポーツ雑誌的に特集や記事、情報などを組み合わせて載せる2誌に比べ、テニスマガジンは現代スポーツ研究に基づく連載があったりして、現在のテニスというものについて研究者や世界的専門家の解説学びたいと思う人にはテニスマガジン一択かなと書きました。

ただ、このところ様子が変わってきているように思います。

はっきりいつからかは覚えて居ませんが、今の形のテニスマガジン、例えば「堀内先生のナチュラスピンサーブに関する連載」が続いていて、その後「ショーンボーン博士の連載」や「ルイ・カイエさんのダブルス連載」が始まったりして、テニスマガジンの連載記事の専門性がすごく上がった印象を持って読んでいたのがここ2年位でしょうか。

ただ、ルイ・カイエさん自身の連載が終わって高田コーチが内容を引き継がれ、ショーンボーン博士の連載も続いては居るものの内容が以前ほどのインパクトは薄れた気もします。最近、鈴木貴男選手の連載が始まったりして情報量は増えているのですが、逆に各連載の主張が強くなりごちゃごちゃしてきた印象を持っています。例えば高田コーチの連載はルイ・カイエさんの解説が下敷きになっていますが高田コーチらしい情熱が文章に反映されている感じで読みづらくなりました。

また、最近、他2誌はどこの書店でも何冊か並んでいるのに、テニスマガジンだけは置いてある冊数が少なかったりそもそも置いてない書店も多くなったと感じています。

なぜ、こんなことを思ったかというと、昔、テニスジャーナルという雑誌があったからです。(T.Tennisという雑誌もありましたがそちらは他2誌に近い雑誌でした。)

テニスジャーナル誌は、ある時、当時流行り始めていた映像入りのDVDを雑誌付録としてつけるという形をテニス雑誌に取り入れリニューアルしたと記憶しています。紙面のページ数、記事、文章をできるだけ少なくしてDVDメインに収録してある映像解説を見てもらうというスタイルを取りました。

それまで記事や写真を紙面で見ていたわけですし、市販の解説DVDは1本1万以上する状態だった(今も変わりませんが)ので、DVDで著名コーチの解説が見られるというのは画期的に感じました。実際、その収録内容をまとめて発売されたDVD付きの書籍も何冊も発売されていました。私がよい解説書だと思っている黒岩高徳コーチの「スイングは骨を動かせ」もこの雑誌の連載でした。ただ、言葉で解説した内容を記者が記事にしてもらえる誌面に比べ、毎号DVDで映像解説するというのは解説側の負担も大きいでしょうし、作る側も慣れていないこともあったのか、半年もすると明らかに収録される解説のレベルが下がってきました。無駄に話を引き延ばす感じだったり、作りが雑な感じにってきりました。(今思えばDVDの出来を見ればDVD制作に関わっていたのは安価なDVD専門の製作会社だったのかもしれません) 企画自体は画期的だったのですが、1~2年位で廃刊(休刊?)になりました。

勝手な感想ですが、今のテニスマガジンもある意味行き詰まっているそんな感じに近くなっていのではと思ってしまいます。

テニスマガジンは電子版もあるので、もしかすると書店に配本される委託より電子書籍版に重きをおきたいとかネットに移行するとかも含めて模索しているのかもという気もしますが、とにかくここ何号かのテニスマガジンはごちゃごちゃしています。他2誌は情報量も多くいかにも雑誌的なごちゃごちゃ感があるのですが、この何号かのテニスマガジンは悪い意味でそういう全体が整理されていない感じ、各連載のパワーは上がっているけどそれぞれが独立して主張しており、全体で整合性を取れていない印象です。

個人的には、3誌の中ではテニスマガジンが一番好きですし、貴重な情報を毎号教えてもらっているので、前のような全ての連載の筋道が通った見通しのいい読みやすさに戻ってほしいなぁと思います。もちろん電子版オンリーとかになっても買いますけどね。