lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

甲州印伝 印傳屋 本鹿革長財布 束入M (生活)

少し前に財布を変えた事を書きましたが、今回購入した財布が「印傳屋さん」の「束入M」です。

www.inden-ya.co.jp


印傳屋さんは、山梨県の伝統工芸品「甲州印伝」のお店で鹿革に漆を施した商品を扱っておられます。印伝と言われる商品は江戸時代からあるようですが今も残っているのは「甲州印伝」のみのようです。

甲州印伝は知ったきっかけは、明治天皇の玄孫の竹田恒泰さんが印傳屋さんの財布を愛用しているとTVで紹介されていたことです。竹田さんに興味があったわけではないのですが、ちょうど財布を変えようかなと考えていた所で甲州印伝に感心を持ちました。

当時、海外ブランドの財布を見たりしていたのですが、デザインがぱっとしないなと思っていました。ロゴがデザイン化されたものは主張が強く恥ずかしいですし真っ黒で1箇所ロゴが載っているだけというのも値段相応の価値があるのかよくわかりません。(実際、数万の財布でも3,000円位の財布と何が違うんだろうという作りのものもあります。)


理想は、有名でなくてもどこの財布か聞かれてきちんと説明できるもの、派手なデザインでなくてもきちんと主張のあるものです。値段にこだわりはないですが財布に10万かけるようなタイプではないので質と値段が相応なものが希望でした。

TVで映っていたのが印傳屋さんの東京の直営店だったので、実際目で見て確認したかったのですが、まずは通販で探してみました。

なお、印傳屋さん製品はWebでカタログを見られるのですが、通販サイトの写真含め1商品あたり2-3点の写真で構造やポケットの位置等は確認できません。品質に不安はなかったのですが、カード類を多く持ち歩く自分にとってはポケットの位置は結構重要です。比較検討した結果、ポケット数が多そうな「札入 M」を選びました。

No.2109 束入M 9.2×19cm
札入ポケット1、カードポケット12、ポケット2
内側にファスナー式小銭入1


色ですが、黒 x 黒漆 (トンボ)を選びました。トンボ柄は好みでした。甲州と言えば武田氏、私は武田氏の赤備えが好きなので黒 x 赤漆 と迷ったのですが普段使いには少し主張が強いので黒にしました。(2つめを持つなら黒 x 赤漆が欲しいですね。)

色々探してネットで注文したのですが「納入まで3ヶ月待ち」という事でした。特に急いでもいなかったので、オーダーだけして待っていると3ヶ月近く経った頃、連絡があり発送されてきました。

きちんと箱に入った商品でした。(当たり前ですよね。)

触ってみた感じは鹿革の独特の手触りと匂いがあります。弓道で右手に付ける「ゆがけ」も鹿革なので親しみがある感じです。しっかり黒に染めてあるので表面は毛の柔らかさはないですが触り心地は牛革とは全然違いますね。トンボ柄も目立たずいい感じです。
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開いてみた所です。

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周囲の縫い方等は手作りな感じがします。正直、高級感はないですが、それとは違う工芸品的な雰囲気があります。(少し使った後なので一部ヨレがありますが新品にはありません。)

一番のポイントだったカードポケットは12個あります。

開いた所の上下に4つずつ。

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お札を入れるポケットの側面に4箇所あります。

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いずれもしっかり差せてグラついたりしない作りです。


お札を入れるとこんな感じです。幅はかなり余裕があり入れやすいです。

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小銭入れはこんな感じ。

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内側に印傳屋さんのロゴがあります。
札入れポケット自体あまり大きく開く感じではなく、手前にカードポケットもある事から、小銭入れはそこまで大きく開く感じではないですね。小銭をいっぱい入れない方がいいと思います。(スマートでもないですし。)

2ヶ月程、日常的に使った感想から言うと触った質感は変わりありません。安い財布は使っていると周囲がひしゃけてきて財布全体が変形してきますが、結構しっかりしていると思います。財布の表面(特に裏側)は表面に傷が入ってきているのは分かります。札入れ部分の両サイドの感じ(強度?)からみても1年位使ってみたらどこかしら壊れてくるのかなぁ位の感じです。(分かりません。実際は数年持つのかも。)

でもかなり気にっています。

「それ、変わった財布だね?  どこの?」と聞かれる機会は残念ながらないですが、自信を持って「甲州印伝の財布だよ」と言えそうです。

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