lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

ゴラン・イバニセビッチ選手 in IPTL (テニス)

今年のIPTL(インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)には、レジェンドとして、サントーロ選手、サフィン選手、モヤ選手、エンクイスト選手、フィリポーシス選手、ブレーク選手、そしてイバニセビッチ選手が出場しています。

www.japan-warriors.com


IPTL2015 |WOWOW TENNIS ONLINE | WOWOWオンライン


年齢が若い、また、引退して期間が経っていない、ブレーク選手、サフィン選手あたりが現代のテニスのプレイスタイルが近いのは自然なのですが、このメンバーの中で異質なのはイバニセビッチ選手だと思います。

通常レジェンドは、引退後、レジェンドのみの大会やエキジビジョン等には参加しますが、基本、引退時点のプレイスタイルのままで、むしろ体力面が低下して動きが悪くなったりするのが普通です。このため、レジェンド大会では、引退して間も無い年の若い選手が圧倒的有利というのが通例です。

ところが、イバニセビッチ選手の現役時代のプレイを見ていた人からすると、今のプレイスタイルは、「あれ?? もしかすると現役時代より今の方が強いのでは??」と思える程です。

サーブは現役時代の方がもう少しスピードも曲がりのキレもあったと思いますが、今でも遜色ない程度です。むしろ驚かされるのはフォアハンドがものすごく強くなっている点です。

現役時代のイバニセビッチ選手のフォアハンドと言えば、薄いグリップで体全体を一体化して回転するように打つようなフォームでした。

youtu.be

(ウィンブルドン決勝の映像はストロークが少ないのでフレンチの動画)

ストロークでのウィナーは、相手が前に出た所を走りこみながらカウンターで抜くボールが殆どで、ベースラインからの打ち合いでウイナーを取るようなタイプではなかったです。

一方、今年のIPTLでのサフィン選手との対戦映像

youtu.be

youtu.be


35歳で現役引退してから6年しか経っていないサフィン選手と互角以上の打ち合いをしています。巻き込むようにして打つストレート方向のフォアハンド、構えて逆クロスに打つフォアハンドはかなり強力です。

また、バックハンドの形も、コーチとして指導しているチリッチ選手のフォームに似ていて、現役時代でもフォアよりもバックの方が威力がある程でしたが、フォームもよくなり威力も上がっている気がします。

加えて、フットワークもかなり良くなっていると思います。現役時代は、読みも、フットワークも決してよい方ではなかったと思いますが、今の映像を見れば、ボールに対する入り方もかなりスムーズに動けている印象です。

全体的に現代的なテニスや道具の進化を踏まえて、うまく対応して、サーブだけでなく、思い通りのテニスができるようになっている印象でしょうか。


引退後にプレイスタイルが進化しているレジェンドも珍しいと思います。年間でもプレイ回数が多いと思われるアガシ選手や、マッケンロー選手も現役時代から言えば、年齢もありレベルは微妙に落ちてます。(ただ、マッケンロー選手は生来の負けん気からでしょうが現代テニスを研究していると思います。プレイスピードが上がっており現役選手とプレイしても手加減する余裕があまりない位ですから。)

もちろん、TOP選手であるチリッチ選手を指導していて体を動かす機会があるという事もあるでしょうし、引退後、レジェンドツアーに出てマッケンロー選手あたりとNo.1を競っていたという事もあると思いますが、同様にTOP選手を指導している、ベッカーコーチ、チャンコーチが現役当時のように動けない所を見ても、イバニセビッチ選手のトレーニングや努力がいかばかりかと思います。(元々細身ですが、他のレジェンドと比べても圧倒的に現役当時の体型を保ってるし、寧ろ筋力等は今の方がありそうな位。)

イバニセビッチ選手はサウスポーで、現役選手で同様のスタイルの選手はあまりいない (ナダル選手やベルダスコ選手のようなストローカータイプか、フェリチアーノロペス選手やミュラー選手のようなサーブアンドボレーヤータイプか) と思うので、案外、カジュアルプレイヤーの参考になるんじゃないのかなぁと思いました。


★クリスマスポイント2倍★ウィンブルドン レジェンド ピートサンプラスDVD【あす楽】★ポイント期限12/26 23:59まで★

価格:4,104円
(2015/12/18 22:57時点)
感想(0件)

follow us in feedly