lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

男子テニス 今後の期待選手 (テニス)

先日、テニス関連のニュースサイトのTwitterアカウントで「ジョコビッチやフェデラーに次ぐ期待の若手選手は?」という投票を行っていて以下のような結果になっていました。

ニック・キリオス選手 63%
ボルナ・チョリッチ選手 17%
ジャックソック選手 12%
アレキサンダー・ズベレフ選手 8%

このTwitterアカウントをフォローしている人はテニスにそれなりに興味がある人達だと思うのですが、この結果は単純に知名度の差かなぁと思いました。言い方が難しいですがこの辺りにも ”日本のテニスへの関心度” が現れている気がします。(有名選手に注目しがちで個々の試合内容や対戦相手にはあまり目が行かない。ダブルスを見なかったり、女子の試合よりも男子の試合の方を注目してしまうとか。。)

個々の選手を見ていきましょう。

「キリオス選手」は20歳、2013年全豪オープンジュニアのシングルスで優勝しています。プロ転向も2013年。


「チョリッチ選手」は19歳、2013年全米オープンジュニアのシングルスで優勝しています。プロ転向も2013年。

「ソック選手」は23歳、2010年全米オープンジュニアのシングルスで優勝しています。プロ転向も2011年。特筆すべきは2014年のウィンブルドンダブルスでポスピショル選手と組んで優勝している事です。(決勝の相手はブライアン兄弟)

「ズベレフ選手」は18歳、2013年には全豪オープンジュニアのシングルスで優勝しています。プロ転向も2013年。

この中で、ソック選手はプロ転向が早い分、選手として出来上がっており、少し別格な感じです。ダブルスとは言えウィンブルドンで優勝している選手の知名度が高く無い事は残念ですね。(多分、パートナーの「ポスピショル選手」も知られてないですよね。シングルス含めかなり実力あるカナダの選手です。デ杯で錦織選手とも対戦しました。)

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ただ、小技や戦略よりパワーで推す感じのテニスで、ロディック選手とか、イズナー選手とか、クエリー選手とか、伝統なのか、アメリカ人選手はこういうタイプが多い印象です。この辺はアメリカがかつてのテニス王国から低迷している要因かもしれませんね。(話はそれますが、アメリカで育成されたシャラポワ選手、錦織選手もプレイのベースは似た感じです。ただ、パワーだけではない部分が違いでしょうか。)

次にキリオス選手は、年齢や経験の割にプレイスタイルが完成してしっかりしている印象です。素行の悪さやトリッキーなプレイが目につき、試合中もストレートに「勝つ」事を考え、集中力が弱くなるとプレイが雑になったり、少し無謀なプレイでポイントを取りにいったりするため、安定して勝ち残れない感じだと思います。

比べるのもなんですが、モンフィス選手やツォンガ選手と気分屋な所や確実に勝つよりも会場を盛り上げるパフォーマンスを選ぶ姿勢が似ている気がします。つまり、キリオス選手が精神面を安定させない限り、この両選手のようにグランドスラムで上位に残れても安定した成績を残すのは年齢が上がっても難しいのかなと思います。(それ以前に問題を起こして出場停止とかなりそうな気もしますが。。)

チョリッチ選手はまだまだこれからな選手だと思います。ボールの威力も上位選手に比べれば弱いし、どちらかと言えば守備的なプレイからのカウンター等を使う印象です。昔のマレー選手のような感じかもしれません。ただ、身長が185cmとマレー選手程大柄ではないので守備的なプレイスタイルのままで行くのは厳しいのかなと思います。(マレー選手も体を鍛え、攻撃的なプレイもできるように変化しています。)

さて、最後のズベレフ選手ですが、私が一番期待しているのはこの選手です。2015年は出る大会の半分位はチャレンジャー大会で、グランドスラムも予選を突破できない事も多かったですが、練習風景を見れば、どんな選手か一目瞭然です。

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彼はドイツ人で、練習風景からも真面目なタイプである事が見て取れます。

フォームはヨーロッパ的で、ジョコビッチ選手やチリッチ選手のような軸をぶらさず、きちんとしたフォームで打つタイプです。身長も198cmと大きいです。また、フォームに力強さがないように感じますが、もしかすると5年後位(東京オリンピックの頃)にNo.1に近い位置にいるかもしれないと思います。

個人的にはこの4人で言うと、一番注目したいのはズベレフ選手、ついでソック選手(ダブルス含め)、少し離れてチョリッチ選手、最後がキリオス選手という感じです。(キリオス選手はグランドスラムでもベスト8位は残るかもしれませんが、30前後の選手層の厚さを考えれば決勝に行ける感じは暫くないかなと思います。)


最後に最近知った選手を上げておきたいと思います。

カナダの 「FELIX AUGER ALIASSIME」 という選手です。海外のニュースを見ていると「フリックス・オージェー・アリアシーム」と発音するみたいです。
 
年齢は15歳。2015年全米オープンジュニアのダブルスで優勝しています。

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彼のお父さんはアフリカのトーゴ共和国出身のテニスコーチ、お母さんはカナダの方のようです。2015年12月現在のATPランキングは742位ですが、15歳でグランドスラムジュニアのタイトルを取っているのは期待できると思います。(現状は遅咲きで上がってくる選手も多いですが、過去、圧倒的なNo.1は20歳前にランキング上位に上がってくる事が多いので。)

打っているフォームを見ればわかりますが、凄く安定感のある打ち方に思いました。軸がしっかりしていて、しっかり打ってもブレたりしません。サーブの打ち方もこれからだとは思いますがジュニアだと考えればかなりしっかりしているのかなと思いました。

名前を調べた際の今年の楽天ジャパンオープンの出場選手の中に名前が出てくる (最終的な出場選手一覧には名前がないので予選出場予定で来日できなかったのかも) ので、来年、来日したりするかもしれませんね。

www.rakutenopen.com


日本のトゥロター・ジェームズ選手といい、15歳前後も注目かもしれませんね。