lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

月刊誌 スマッシュ 2015年12月号 (テニス)

今月の巻頭特集は「盤石2ndサービスと攻めのリターン」でした。

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まず、「回転系2ndサービスのツボ」。解説はTENNIS SUNRISEの大森豊氏。読んだところ、テニスマガジンで亜細亜大学テニス部監督の堀内先生が説明される内容、及び鈴木貴男選手が説明される内容とほぼ同じ感じでした。


スライスサービスの導入としてスリークォーターのイメージを持つ事、その前段階の練習としてアンダースロー、サイドスロー、スリークォーターと打つ打点を徐々に上げて感覚を掴んでいく方法は、鈴木貴男選手がいつもおっしゃる、内旋/外旋、回内/回外の運動連鎖と同じです。ビニールボールを使ってボールのどの位置をどのように触るかイメージする方法は堀内先生がよく例で上がられる形でした。ただ、スライスとスピンを分けて解説しているような構成に(本当は解説者の中ではつながっているイメージなのでしょうが)なってしまっているのがもったいなかったかなと思います。(テニスマガジンなら「ナチュラルスピンサーブ」としてスライス、スピンと分けた書き方はしないと思うので。)


先日も書きましたが、この運動連鎖による腕の振りはとても大事だと思うので、「スライスサーブ、スピンサーブ」という最終的なサーブの解説というより、サーブの基本原理としての腕の振りのような感じで参考にできる方がベターあと思いますね。(でも、そうするとテニスマガジンと同じ切り口になっちゃうのかな。)

続いて、「攻撃リターン」。解説は同じくTENNIS SUNRISEの櫻井和人氏。リターンって実践の中でやるものなのでこうやって文字で説明するのは難しいですね。重要な点をしっかり上げてあって図解もいいと思ったのですが、内容が理解できる方にはなる程という感じですが、感覚的に分からない初心者の方等がイメージするには少し噛み砕き方が弱いかなと思いました。(まぁ幅広いレベルに合わせて解説するのは無理ですね。) 後、流行りというか話題のリターンである「SABR (Sneak Attack By Roger)」についても触れてありましたが正直フェデラー選手自身の中でも探り探りの状態だと思うので、一般レベルでこれを試すのは成功率も考えると難しいですね。ただ、ラインの中に入って攻撃的にリターンする意識は大事だと思います。


来日されていたストーサー選手にサーブ、ベンチッチ選手にリターンのコツを質問されていました。ストーサー選手のサーブ確率の上げ方のイメージは参考になります。(フラット、スライス、スピンと確率が上がるのでトータルをミックスして65%を考える。) ストーサー選手と言えばスピンサーブが上げられますが、コツとして上げられた「ベースラインよりも内側に着地」は前方向への威力やネットダッシュ等の意味もあるかと思いますが、ストーサー選手はサーブ毎に着地時の体勢が異なる(ブレる)ので、この大きく移動しながら回転系サービスを打つというのは安定感という意味では難しいかなと思いますね。(エドバーグコーチも現役時代は前に移動しながらスピンサーブを打ち、サーブアンドボレーをしていました。彼の場合は足をバタっバタっと着地させてうまくバランスを取っていた印象です。そのあたりのイメージがあるのかも。)

 

GOLD RUSH2 斎藤貴史プロのバックのハイボレー。ロブってバック側に上げられる事も多いし、このショットって大事ですよね。タイミングとイメージが大事かなって思ってます。

youtu.be

 

オーバー50向けの必勝スキル。リターンからの攻撃でしたが、50歳オーバーでこんな攻撃的なリターンする人ってスゴイなと思いました。

ジュニア育成プロジェクト。尾崎コーチがフォーム確認に使われているというアプリ(Hudi TEchniqe)探してみましたが、iOS版はまだないようで残念でした。でも、YouTubeで解説されている外国のコーチも似たようなツールを使ってい説明しているので、ツールとしては便利なのかもしれません。

中ほどは、辻野隆三さんの錦織選手の技術&戦術の進化について。これはもう読み物ですね。参考にしてどうこうという感じではなかったです。1つ錦織選手のサーブの画像があったのですが、フラット系も回転系もコンチネンタルではないようでした。(若干厚い) てっきりサーブの改良でコンチネンタルに変えてる(?)と思っていたので発見でした。

まいまいとちーぼーの攻めと守りの連載。今回はバックハンドのクロスについてでしたが、下がらずに打つとか、左足を軸足にして打つとか、結構参考になるポイントでした。

エースを狙えの連載。長く続いてる「ネ申テレビ」発の企画ですが、正直、終らせていいんじゃないかとも思ってます。島田晴香さんも、佐藤朱さんも学生時代部活でやられていた方ですが、打っているのを見てもフォームが個性的で得意不得意がはっきりしていて、連載の中でも上手くなってきてる印象があまりありません。コーチは2人の良さを伸ばす方向で練習させている気がしますが、以前は島田さんのシングルス、現在は2人のでダブルスと、現役高校生らと対戦していますがほぼほぼ一方的に負ける感じです。ダブルスでJTA大会を目指すという目標になっていて最終的に出れるのかもしれませんが、やるのであれば(企画の中で)目に見えるように上達してほしいかなと思ってます。(島田さんは負けず嫌いで泣きながらでも練習される位ですが、お仕事等で継続的に教わる事も難しいでしょうし、基本の技術が変わっていかないので、戦術やテクニックでなんとかしようみたいな感じがもったいない気がします。)


巻末、佐藤武文さんのテニスギアの連載。2015シーズンのウェアについて書かれてます。フィラの宣伝的な意味もあるのかもしれませんが、3位に岡村恭香選手のパステルカラーのフィラのウェアが上がっていました。岡村選手にぴったりでかわいらしいですね。

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