lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

テニスを始めたいです。スクールに通えばいいですか? (テニス)

未経験者の方や初心者の方がテニスを始めようとした場合、周りにテニスをやっているグループがなければ、第一に最寄りのテニススクールに通ってみようかと考えると思います。

テニス経験のない方の殆どが誤解するのが、『お金払うんだし、ススクールに通えばとりあえずボールを打ち合ったり、ゲームができる位までは上達するんだよね』ということです。

初心者から10年近くスクールに通った感覚からいうと、
これは「正しい」が30%位、「正しくない」が70%位だと思います。


1)テニスを教えるにはテニスの実力に加えて教えるノウハウが大事

テニスは様々な技術を必要とするスポーツで、教える側には "テニスの基本的な技術の高さ" に加えて、"人にわかりやすく教えるノウハウ" が必要です。ご家族や知人など、周りにテニス経験者が居ると1度教わってみようかとなりますが大概は上手くいきません。お父さんが子供の勉強を手伝おうとすると計算を解く手伝いはできるけど、計算式の解き方を分かるように説明することはできないでしょう。教えるには教える技術やノウハウが必要で、テニス経験者はラリーの相手はでても、初心者にわかりやすく技術を伝えるのは無理です。手取り足取り教えても全く上達せず双方が面倒くさくなるのが目に見えています。


テニススクールは、レベルに合わせた指導方法がマニュアル化されていたり、コーチも長年、生徒に教えている経験もあるので、文字通り、授業を受けるような流れでテニスに取り組むことができます。また、施設が整っているので、週一回等、必ず定期的にボールを打つ機会が設けられること、ボール等の備品も整っているので、レッスン時間内で多くの球数が打てるのもメリットです。


2)テニススクールのレッスン内容
色んなスクールに通ったわけではないですが、殆どの場合、自分の実力に合わせたクラスに所属し、一回80-90分のレッスンを受ける感じです。1クラスは平均だと10人位でしょうか(6人位~15人位まである。人数が多いとコーチ2人態勢とかですかね。)


レッスンが始まると、ボレーボレー等でアップし、コーチが球出しするボールを順番に打つ。その月の課題に応じたレッスン内容(ボレーとか、深く高い弾道で打つとか) が提示されます。続いて、生徒がコート内を一定時間毎に場所を移動しながら、異なる練習内容をこなしていきます。ローテーションの途中でコーチと打ち合える機会があって、3-4分位コーチと打ったらコーチからコメントをもらう。一周したら練習はひとくくり。その後、時間があればサーブの練習をして、締めくくりにダブルス形式のポイント練習を行って時間終了。だいたいこんな感じです。


わかりづらいかもしれませんが、90分のレッスンでコーチと直接打ち合い、指導を受けられるのは3-4分しかありません。マンツーマンで時間をかけて教えてくれる訳ではないことに注意が必要です。プレイベートレッスン形式のあるスクールもありますが値段も高いしクラスレッスンとは別枠ですね。


スクールに通った事がない方は、初心者だし、色々つきっきりで教えてくれる(?)ような感じで考えるかもしれませんが、最初の入門クラスは最大5人位なのでグリップの握り方からある程度近い距離で教えてくれますが、初級に入り、ボールを打ち始めるようになるとコートに10人近くも生徒がいる状態なので、一人にさける時間はわずかなものです。


つまり、「テニススクールはテニスを教えてくれる場ではなく、ボールを打つ機会を提供する場である」と考える方が現状に合っていると思います。


3)初心者からテニスを上達させていくには?
そもそもテニスはどうやったら上手くなるのでしょうか? 答えは一つではないでしょうが、初心者からスクールに通い始めて10年程なる経験から理解できたことがあります。


それは「テニスは知識が必要だ」ということです。


テニスは、ラケットという道具を使って1球毎に条件の違う「ボールを相手コートの狙った所に打ちかえさないといけないスポーツです。経験のない方から見るとラケットをボールに当てればなんとかなりそうに見えるかもしれませんが、手先だけでラケットを振り回しても安定して当てられないし、思った所に打つ事ができません。


学習のため他のスポーツについても調べていますが、同じように道具を使ってボールを打つゴルフも同じ事が言えるようでした。ゴルフでは様々シチュエーションでボールを打ちますが、色々なクラブで打ち方を変えて打っているように見えて "基本となる体の使い方" は同じです。ボールを思ったように飛ばすのは "技術" ではなく、"正しい体の使い方" によるものです。これを理解しないまま、"上達には経験だ" と、何千球ボールを打っても、その場の感覚は高まっても、次回には分からなくなってしまいます。

"技術" とは「10cmの違い」を狙う際に使うようなものであり、ボールを狙った位置付近まで安定して運ぶのは技術以前の "基本的な体の使い方" によるものです。"技術が高まれば上達する" という認識は間違いではないですが、技術だけ高めても平均的に安定したプレイはできません。

テニスも同様で、世界中でテニスが行われてプロや競技者がいることで「効率的に体の力を使ってボールを打つには?」「ミスをしにくいボールの打ち方は?」「こういう場面ではこういうショットを選択するのが基本だ」というように、技術情報の標準化が進んでいます。

今はネットもあり世界標準のの情報を得ることができます。昔は翻訳を介した情報のみ、プロ選手の試合も映像では殆ど見られず、選手のフォームは連続写真で動きを推測する感じでした。国内で言えば、AさんとBさんでは自身の経験値から唱える理論が180度違うということがありました。

今は標準化された技術情報 (運動生理学とか理論的な裏付けも加わる)が広く理解できるようになり、誰もそういった最新の情報をストレートに手にできるので、経験値から独自の理論を主張しつづけるようなコーチは少なくなったのではないかと思います。(教えられている方から逆に指摘されますからね。)

プロがボールを打つ映像等を見ると、多くのプロに体の使い方、フットワーク、ボールへの判断等に様々な共通点があることがわかります。A選手とB選手の打ち方は全然違うじゃないかと思われるかもしれませんが、基本的な部分の体の動かし方、ボールのさばき方等は、皆同じようなやり方をしているものです。それはなぜか、プロは標準化された正しい体の使い方や技術情報を理解しており、当たり前のようにそれを実践しているからです。


様々なスポーツがあり、競技者と指導者がいて、それぞれに指導があります。ただ、スポーツによって技術情報とその伝え方の仕組みが異なっている思います。指導はビジネスが絡むので、スポーツによって異なる市場の事情も絡みます。往々にして末端レベルのビジネスが絡む指導状況は好ましい状況とは言えないかなと思いっています。それについては長くなるので別に書きたいと思います。


ここで言いたいのは、テニスには、ミスをしにくい、パワーを出しやすい、疲れにくい、といった決まった打ち方(体の使い方)があり、それを理解すれば、誰でもある程度まで均等に上達できるということです。

 

4)テニスの知識とスクールの関係
テニスをやるのに正しい知識を持つことが大事だというのは分かった。それはスクールでは教えてくれないのか?


答えは最初に書いた事と繋がりますが、30%はありで、70%はなしです。


スクール毎に指導要領みたいなものがあって、このレベルではこのショットまでをマスターさせると決まっています。また、そのショットを教えるにはこういう指導方法を取るというのが伝統的に存在すると思います。コーチによってはオリジナリティのある練習方法を取られる事もありますが、この指導要領では、テニスで本当に必要な知識を得られないのがスクールの問題点だと思っています。


例ですが、
初心者にフォアハンドを説明する場合、横向きになってラケットを後ろにセット、足を踏み込んでボールを押し出すように振り、ラケットは利き腕と反対側の肩方向に高く持ち上げるようなフィニッシュになると思います。これはテニス経験のない中で打ち方をイメージさせやすくするために、古くはウッドラケット時代に薄いグリップでボールを打っていた頃の名残りでこのように教えていると想像します。

今風のフォアハンドで言えば、正面に構えた状態から、腰から上体だけを捻ってテイクバック、ラケットは握らず脱力させ、捻りを腰から戻して開放していく中で体にラケットが付いて行ってスイング、インパクト、脱力しているのでラケットヘッドが更に走り、大きく動く事でスピンとボールスピードを出すという感じです。

両者は全然違いますし、道具の進化やそれに伴う体の使い方を考えれば、初心者の段階から後者で学ぶ方がよいだろうと思います。

ただ、国内でテニスをやる殆どの人が横向きのテイバックで始まる指導を受けているのでこれらの違いを正確に学ぶ機会がなく、両足を置くスタンスの違いと言った正しくない認識をされているケースも多いです。

 

5)じゃあ、スクールに通うのは意味がないの?
スクールに関する考え方が大事です。

また、例えになりますが、英語をマスターしようと、週一で英会話スクールに通うとして、週1回90分、1クラス5人位で外国語講師のレッスンを受けて3ヶ月後に英語力がアップして英語で話せるようになっているでしょうか。まず100%成功しないと思います。次回レッスンを受けるまでに教わった内容は忘れてしまい、授業を受けるだけで身につくのはボディアクション位でしょうか。


きちんマスターしたかったら、レッスン以外でも通勤時間で英会話の音声を聞いたり、学習アプリを使ったり、洋画を英語字幕で見たりと、自分の英語力を高める努力をすると思います。レッスンの前は予習、復習を行い、週一のレッスンでは、そこで学ぶというより、レッスン以外で高めた英語力を確認する機会として使うはずです。

スクールでのテニスもこれに近いと思っています。


誤解を恐れずに言えば、スクールに通うだけでは上達に必要な知識(初心者からのステップアップ、及びそれ以降)を教わることは難しいです。知識は自分で別に身につけて、スクールのレッスンはその知識を実際にボールを打つことで確認する実践の場として使うべきだと思います。

仮に、毎日スクールに通い球数を打てば、英語が標準語の国に滞在するようにオリジナルのテニススタイルが身につきある程度ボールは打てるようになるかもしれません。ただ、前述のように "テニスの基本技術は標準化されて" おり、個人のオリジナリティと標準化された知識では圧倒的に後者の方が安定感があるのは間違いありません。


体の使い方ができている人のフォームはスムーズで美しかったりします。一方、上手な人でも個性的なフォームの方は大勢います。私は昔「上達すれば自然とフォームがキレイになる。キレイなフォームこそ上達の目安だ」と思っていましたが、正しくは「フォームがスムーズな人の多くは "体の使い方" を教わった訳ではなく、練習の過程で自然とマスターしたもの。だから、長くやっていてもフォームが個性的な人が圧倒的に多い」ということです。

突き詰めて行けば、個性的なフォームは必ずミスに繋がります。最初の頃はミスの理由として目立たなくても上達していけば明確に差として現れます。従って、初心者の段階から "正しい体の使い方" を学べば個性的なフォームになる必要はないですし、自然と皆がミスの少ないテニスができるようになります。それが理想だと思います。

4)その知識ってやつはどうやって手に入れたらいいの?
今の時代は恵まれていると思います。上でも触れましたが、世界規模で標準化されている知識が一般の方でも手に入るようになっています。


まず、手っ取り早く出版物から。

硬式テニスの月刊誌は3誌ありますが、毎月、様々な切り口で特集や連載を載せてあります。私が最初にテニス雑誌を見たのは20年以上前だと思いますが、その頃は、解説者の経験に基づくイメージの例えや、海外のプロの間で流行っている技術に関する伝聞情報(プロが直接情報を伝える訳ではないので、海外のテニス雑誌やジャーナリストからの伝聞情報)が中心だったと思います。それしか情報を得る手段がなかったから、皆がそれを盲目的に信じてボールを打っていた感じだと思います。ただ、今は世界から情報が伝わってくるので、解説の本筋はオリジナリティから、標準技術をいかに分かりやすく伝えるかという流れに変わってきている気がします。解説者によって表現方法が異なるので、今だに自分の経験からくる表現(弓を引くようにとか、刀を抜くようにとか)をする場合がありますが、概ねそのまま参考にしてよい解説が多くなったと思います。


蛇足ですが、日本でよく使われるスピンの効いたボールの表現に「エッグボール」という言葉がありますが、調べたところ、その昔、日本のテニス雑誌がIMGのニック・ボロテリーさんの解説を雑誌で伝える際に作った「造語」のようです。Webで検索すれば一目瞭然ですが、「egg ball」で検索してもテニス用語は出てこず卵焼きの画像が出てきます。海外には「エッグボール」という言葉はないのです。なのに、その後、日本国内では「ナダル選手のボールはエッグボールと言って..」「エッグボールの打ち方はこうだ」と長い間使っていました。エッグボールの打ち方を言っているのを見ればわかりますが、妙にふわっとした表現で、それぞれ言っている事が違い、誰も正解を説明できないような印象を持った事を覚えています。当たり前です。世界標準でそんなボールの打ち方はないのですから。。日本国内であーだ、こーだ、作り上げた妄想のようなものです。今は雑誌や解説者の方もエッグボールという言葉はほぼ使わなくなりました。海外からの情報がすぐに入ってくるので正しい表現でない事が分かっているからだと思います。


書籍。テニスの解説書は昔からありますが古臭いテニスの指導方法をそのまま本にしたような中身のない書籍が多かった印象です。テニス関連書籍の経験値がある出版社ではなく、How to本ばかりを様々出しているような所だったりするのも中身の薄い要因でした。ただ、この5年程は、標準的なテニス情報にもとづいて指導されるプロやコーチの方が増え、そういう方が監修された書籍がいくつも出版されるようになってきています。なお、月刊誌でもテニスマガジンは以前からテニス界で権威のある研究者の解説の連載を続けており、その蓄積から論理的に解説された解説書を様々出版していて参考になります。


ネット。以前からWebサイトでテニスの技術情報を解説されるケースはありましたが、やはりテニスを文書化して伝えるのは難しいし、図解も加えて伝えるのは労力もかかるので、無料で展開しているWebサイトでは無理があります。この手のサイトで継続して情報が増えていってるWebサイトはほぼ無いし、時代に応じて内容が更新されるケースもまずありません。(古い内容を載せて更新されないまま。)


逆に今はYouTubeで、過去から現時点までのプロを含めた試合動画、プロの練習風景、世界中の指導者達のレッスン動画がとても見きれないくらいに乗っています。以前ならプロの持つ技術情報は高いビデオやDVDを買ったり、有料の動画サイトを契約しないと手に入れられませんでした(高いDVDが数売れる訳もなく商売としては余り上手いとおもいませんが)が、YouTubeには広告収入だったり、自らの組織を宣伝する意味で動画を載せるケースが増えています。彼らはYouTuberという訳ではないでしょうが、動画は、家庭用のビデオカメラで手軽に撮れて少し編集するだけで載せられます。YouTubeの最初の方は載る動画も洗練されていなかったり、継続できずに滞る所が多かったですが、今は、ノウハウや技術も広まっているので継続的に載せられる所も増えてきていて参考になります。


結論としては、突き詰めて正しい知識を増やしたのであれば、海外の情報に目を向けるべきだと思います。海外からの最新情報も翻訳される際に複数の人を介してその人の解釈や理論が加わりオリジナルとは変わってしまいます。前述したように、日本には日本のテニスの指導が長い期間をかけて続けれていますから。ただ、海外の理解には「英魚力」も必要となります。好きなテニスの事を学ぶためですからこれを機会に英語学習も兼ねるのもよいと思います。説明はテニス用語が多いですから、日常会話より余程わかりやすいと思います。


5)いっぱい情報があってもどう学べばいい?
まず、情報はあればあるほどいいです。多くの情報に触れる中でそれらの中に含まれる共通点が分かってきます。同じ事を言っていても人によって表現が異なるケースは多く、見ていると「これはあれと同じことを言ってるんだろうな」と理解できるようになってきます。ただ、古い常識に凝り固まって頭が進化しない指導者(国内で昔から指導している年配コーチの方とか)は独自の理論を解説していたりしますから、自身の知識の厚みをどんどん増して、見極める目を持つ事が大事です。


面倒なようなら、元日本代表とか、代表コーチとか、そういう方が関連されているグループが出している解説を見るのが間違いがなく、あまり変な表現をされないです。スクールコーチとか、規模がローカルになればなるほど、独自の理論の余地が出てきますから。


スクール以外でも勉強(学習?)するなんて、時間も取れないし、めんどくさいよと思われるかもしれませんが、時間がある時に解説書や雑誌を読み、時間がある時に動画サイトで気になる動画を探して見る位で十分です。習慣付けることですね。


スクールに行く前に当日気をつける点を確認し、スクール後にうまく出来なかった点を再確認します。そのサイクルに新しく得た知識を上手く組み合わせていく感じです。四六時中テニスの事を考えるという感じにはならないと思います。


6)どの位で効果がでるの?
正直、入門時からこれらをしっかり理解してやっていれば、スクールに通うだけなら2年位かかってマスターするレベルを半年位でもできるようになるんじゃないかと思います。もちろん、テニス経験の無い方が情報を集めて知識を厚くしていってそれを実践できるかという面はあります。手っ取り早いのはそういう事を理解できている方(ある程度テニスをやっている方)と2人で情報のすり合わせをしながらやったりすることかもしれません。

また、初心者からスクールに通って3~5年位、毎週通ってるけど、目に見えて上達している感じがしない、スランプなのかな?と悩んでおられる方はすごく多いですが、早い段階で "スクールだけでテニスをやっている状況" から脱出した方がいいと思います。今のまま続けても恐らく3年経っても状況はさほど変わらないと思います。(3年やって変わらないなら更に3年やっても大きく変わることはないです。)


こういった取組みをするだけで、普通にスクールに通うだけよりも効果があるのは明ら
かですが、上手くなりたいという気持ちは大前提です。スクールには運動不足解消で週一、仲間とボールを追いかけれれば十分という方もいらっしゃいます。スクールはそういう方にも対応できないといけないので、現在の状況自体を否定はできません。


ただ、運動不足解消のためにテニスを始めてみたけど、やっているうちに楽しくなってきて、できればもっと打てるようになりたいというモチベーションの高い方や、入門からスクールでやってきてみたけどこの所なかなか上達しない感じがすると思われる初中級位の方には、こういった取組みはすごくオススメだと思っています。

 

7)まとめ的な感じ

私がスクールに通い始めて約10年、最初の6年半位はホント自分でもなさけなくなる位うまく打てなくていつも悩んでました。所属クラスを週2-3回に増やしたり、イベントレッスンに積極的に出たりしてましたが全く上達しません。(スクールにとってはいいお客さんでしょう。。)

急激に変わったきっかけは、知り合いが所属している別クラスに振替で行き、ある一人のコーチに出会った事で、その普段とは全く違う指導方法で自分が正しい知識を全然理解できていない事がようやくわかったからです。それまで本や雑誌も読んでいたし、プロの試合等も見ていましたが、全く理解することなく上っ面の情報を追っているだけでした。知識を身につける中で、打ち方も変わりますから、より使いやすい道具(ラケットやガット、そのセッティング)も工夫し、スクール以外でも外のコートで練習させてくれる自分より上手な人達と知り合った事等でも、どんどん歯車が前進するようになりました。


今振り返って、正直に誤解を恐れずに言うと、スクールに通った10年程で本当の意味でスクールのコーチに教わって身についた事柄は殆どない気がします。(上のコーチには扉を開いてもらった感じですね。教われた期間が短く上達する前に辞められてしまったので。) 所属のスクールの他コーチが聞いたら苦笑されると思いますが。

スクールは「教わるよりも自分の身につけた知識を実践して確認する場」として使うのが上達のためには正しい気がします。スクールのコーチは自分でできない人をそうそう引っ張り上げてはくれません。逆に、(スクール以外の取り組みでも)自身でレベルを上げられれば、コーチもよりレベルの高い接し方をしてくれるようになり、そこでまた歯車が前進します。

私自身、正直、技術的には全然ですが、今は、この先も上達していきたい(行けそうだ)という伸びシロしか感じない感じにはなってます。年齢的にどこまで行けるかわかりませんが、6年半悩んでいた時とは全く状況が違います。