lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

月刊誌 Tennis Classic Break 2015年11月号 (テニス)

テニスクラシック・ブレーク 11月号

今月の巻頭特集はバックハンドについてでした。

何か、ここ最近では画期的と思ったのが、片手バックと両手バックがほぼおなじ位のボリュームでページが割かれていて、しかも片手バックが先に説明されていた点ですね。

以前ならバックハンドの特集と言えば、バックハンドといいつつも全体的には両手バックについての事柄が中心で、片手バックは両手バックの間をぬう感じで1/4もあればいいほうだったと思います。それがこの2~3年位で両手バックに重みを置いた特集は減ってきた気がします。

片手バックと両手バックというと長年「両手バックの方が強いボールが打てる」「両手バックの方が習得しやすい」「プロの世界をみても片手バックは絶滅危惧種だ」という具合で片手バックを選択するのは意味がないことのような風潮でした。潮目が変わった理由は、ずばりワウリンカ選手の成績が目立っていることと、フェデラー選手のバックハンド(トップスピン)がとてつもなく強化されてきている事あたりだと思います。

私も片手バックですが、確かに片手バックは習得が両手の何倍も難しいし、周りに教えてくれる人もあまりいません。しかし、周りを見て同レベルでフォアと同じ位の球威で両手バックで打てる人もいませんし、片手バックがマスターできるなら片手だから不利(打ち負ける)という事もないのかなぁと思います。(もっと上のレベルならまた違うんでしょうが。)

特集に戻りますが、片手バックの説明で言えば、インパクト直前で体のひねり戻しを止めてスイングスピードを上げる、フリスビーを飛ばす感覚でスピネーション、コースの打ち分け方、ライジングや高い/低い打点での打ち方と色々網羅してある感じですが、ボールを打つイメージが中心で、もう少し手前の片手バックを安定して打つコツのような部分はない印象でした。(それでもフリスビーを投げるイメージは片手バックのフォームを作るのはすごく大事な説明だと思っています。) 前述しましたが私のような一般レベルでは片手バックをしっかりマスターできている人は割りと少なくて、多くが「なんちゃって片手バック」です。プロのフォーム等を見て試行錯誤はできますが、もう少し基本部分のフォーム作り、安定して打つ方法みたいな内容が混ざってる方がありがたいのかなぁと思いました。その辺りは割りと打てる人が多い両手バック向けの記事(基本よりも打ち分け等のコツみたいな方が参考になる)とは違うのかなぁと思いました。

次にいい記事だなと思ったのは、連載の「ダブルス処方箋」ですね。
成功率の高いポーチのやり方について説明されていましたが、前衛は、ボール方向にまっすぐ踏み込んだ後にポーチに出る、ポーチは決めるというよりコントロール、打つ相手の姿勢を見てポーチに出るか判断する、相手の打つタイミングと出るタイミングをあわせるといった内容ですが、飛んでくるボールを予測して安定して打てる位置までネットに近づいてしっかり決めるというのがポイントというかポーチの大部分だと思うので、これらがきちんとできているかいないかでそもそもが違ってくるかなと思います。

中ほどにあった回り込みフォアの特集はまぁ普通というか、ページも割いてあってしっかり説明もしてあるのですが、ちょっとページ数の割に内容をよくばりすぎというか、図解で説明されている割に少し分かりづらいかなと思いました。(回り込みフォアのフットワークは分かりやすかったけど。)

毎月のようにMANTISのラケット記事(記事広)が載ってて使ってみたい気持ちはすごくあるんだけど、PROとTOURの違いがいまいちよく分からないんですよね。スペックだけだと差がわかりづらくて、記事の感想を見てもいまいちピンとこない。まぁ試打する機会もないですしね。

P.91に能登国際女子オープンの記事。つい笑ってしまったのが優勝した海外選手より、準優勝の岡村恭香選手の写真の方が面積が大きいという所。まぁ、かわいらしい選手ですし、画になりますからね。ちなみに応援してます。ベスト8に山外選手とか美濃濃選手とか。

tennis.jp


東レPPOはラドバンスカ選手が優勝だったけど、正直、決勝はウォズニアッキ選手の方が嫌だったと思う。ベンチッチ選手はラドバンスカ選手が苦手な「ミスを恐れず速いタイミングでどんどん攻めてくる選手」ではないと思うし、まだ若い選手だから、ある程度自分の術中にはめられたのはないかと。ちなみに、奈良選手、土居選手は今シーズンは流れに乗れてないですね。いずれのグランドスラムも1-2回戦という所で、土居選手とか期待だったんだけど。後、楽天もそうだけど、この季節の大会は上位選手が出場しても実力通りに上がってこない点はいっつも残念ではありますね。ケルバー選手、無グルッサ選手、プリスコバ選手あたりは決勝に絡んでもおかしくないと思うけど。

後、今号でびっくりだったのは、USオープンの記事が中盤にあって、しかも2ページ目からは白黒だった事ですね。タイミング的に遅くなっちゃうからなのか、錦織選手が活躍しなかったから敢えてこの位置にしたのか。(去年の成績なら巻頭近くだったのかと。) 優勝したジョコビッチ選手、ペンネッタ選手が白黒で少し残念でした。

片山翔選手はPURE DRIVEにしたんだね。AERO PRODRIVEのレビューで現役中は使い続けたいラケットって言ってたから少し意外だった。(パワー面かな。)

鈴木貴男選手のボレーレッスンは毎号注目だと思います。今号もコース、高さの打ち分けをすごくシンプルに分かりやすく解説してあります。鈴木選手の解説は独特ではあるけど、かなり納得感のある内容なので、基礎技術を高めたい人は参考にしたほうがいいと思ってます。

巻末近くの女ダブレベルアップレッスンはリターン向上メニューで、女ダブといいつつ、リターンが苦手な人は多いから結構参考になると思った。

今月号は巻頭のバックハンド特集から結構参考になる内容が多かったなと思いました。

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