lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

Tennis Classic Break 10月号 (テニス)

今、公式テニスの月刊誌は3誌ですが、それぞれ毎号買ってます。

巻頭特集「気持ちよく打てる&決まるフォアハンド」。

テニス雑誌は解説される方が企画毎に異なるので??? な表現も多いです。(参考なる事も多いですけどね。)

ホディターンとスイングを連動させて打球をスピードアップするという説明でイメージの例として「でんでん太鼓」をあげておられました。

このでんでん太鼓の例、ものすごく以前から見ますが、でんでん太鼓と言う例えが古い気がする(実物を見たことない人も多いだろう)し、そもそも下半身と上体のねじれでテイクバックするわけなので、軸を中心に全体がくるくる回るでんでん太鼓は誤解を生む気がします。(回転で太鼓をたたく玉の動きが腕の振りに似てるからでしょうけど。) 私も以前は、これを見て体の回転のイメージに捕われ、体を捻ってないのに、フォロスルーで体を回すことばかりに気を取られていました。実際にそれは意味が無いことでした。

2番目のポイントとして、肘からテイクバックすると書いてありました。
これ、言いたい事はわかりますが、結構誤解される表現だなと思いました。
構えた状態から、上体を捻ってテイクバックすれば、自然とラケットはテイクバックの位置付近に来ます。腕でラケットを引くという動作は、捻り等の体本体の動きとは別に行われるので、スムーズではないし、テイクバックの大きさや位置のブレを招きやすいと思います。上体を捻ってテイクバックすると、ラケットが立っているので肘から引いているように見えますが、実際はラケットを引いいているという意識はほぼない感じだと思います。
古い話ですが、レンドル選手や、そのフォームを参考にしたサンプラス選手は肘から引くテイクバックのフォアで、その引き方は独特だから参考にしない方がいいと言われました。(実際、そうだと思います。) 今回の記事では、上体の捻りには触れず、肘で引くようにと書かれていたのが気になりました。

3つ目として、テイクバックではラケット面を少し下向きにする、及び力を抜いてラケットヘッドが落ちるとスピンがかけやすいとありました。前者はグリップの厚さ(厚ければラケット面は下をむきやすい)が関係すると思いますし、後者は意図的にラケットヘッドを下げろという説明ではないですが、これもグリップの厚さが関係すると思います。ループ状のスピンをかけるのでなければ、今の主流は体の回転に伴い水平方向にラケットを振り切り、ボールを潰してスピンをかける打ち方かと思っています。インパクトからフォロースルーにかけてラケットヘッドが下から上に持ち上げられる事でスピンはかかりますし、より下から起こしていけばそれだけラケットヘッドが動く幅が大きくなるのでスピンがかけやすくなるのはわかりますが、それほどグリップが厚くない人はラケットヘッドを下げるには、手や腕の操作が必要となる事も多いと思うので、脱力については同意ですが、ラケットヘッドを下げる意識というのは、少し違うかなと思いました。(ラケットヘッドをしっかり動かして仕事をさせるようにしたいというか。)

悪い所ばかり書いても何なので、巻頭特集でもそれ以外の説明についてはわかりやすいと思いましたし、巻頭以外でも、中程にあった、向井和彦さんという方の解説はポイントがしっかりしぼってあって参考になるなと思いました。

まぁ、スマッシュさんと、テニスクラシックさんは、時々、気になる表現はあります。もう1誌のテニスマガジンさんは、連載企画が多いので毎号解説者が違うような事がないのと、論理的というか、解説者の経験からくる表現をそのまま載せるというより、色んな場所で指導を実践されている方(プロや先生やナショナルコーチとか)の説明が多いので、あいまいな表現が少ない印象ですね。その分、テニスマガジンさんは記事以外の情報量が少なかったりしますので、どちらがいいとかいう事はないですけど。


Tennis Classic Break (テニスクラシックブレイク) 2015年 10月号 [雑誌]

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