lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

全豪オープン2014 女子準決勝 リー・ナvsブシャール (テニス)

今更ながらですが、2014年全豪オープン 女子準決勝 リー・ナvsブシャール戦です。

 

 

ブシャール選手のサーブから始まりますが、明らかにブシャール選手がはじめから硬いです。はじめのファーストサーブからかなり外れた所にフォルトしますし、動きも悪く、それまで勝ち上がってきたはつらつとした感じが全くありません。

一方、リー・ナ選手は序盤から集中し、リー・ナ選手らしいプレイを展開します。

リー・ナ選手は守備的な選手ではなく、どんどんコーナーをついてラケットを振り切ることでラインギリギリのボールを付いていく選手です。序盤からサーブのリズムもよく、ファーストから確立高く入っていて、ストロークもしっかり組み立てられていたので、ブシャール選手はなすすべなく5-0まで進んでしまいます。

ここでリー・ナ選手も6-0ですんなりと取りたいと思ったのだと思います。急にサーブのリズムが悪くなり、入らなくなります。ブシャール選手もそこを付いた訳ではないのですが、リー・ナ選手のエラーとブシャール選手のラッキーショットが続く形で5-2となり。リー・ナ選手もサーブを何とかとり、6-0で第1セットを取ります。

第2セットになっても、リー・ナ選手のリズムは戻らず、いいショットも決まるけど、ミスも多い、いつものリー・ナ選手の何時になってきます。ファーストサーブもなかなか入りません。(リー・ナ選手も多くの女子選手同様、サーブに弱みを持っています。トスが高いのですが、左足の真上に上げる形で前方向への体重の乗りがあまりなく、安定していればそれなりに確立よく打てるのですが、ラケットの面の向きや力の入り方で微妙にコースがぶれてしまう気がします。したがって、セカンドを含め、確率を高く入れたい場合は彼女はスライス系のサーブを選択します。)

第2セットはお互いにゲームをキープする形で進んでいきます。ブシャール選手の調子が上がっている感じではないのですが、リー・ナ選手の勢いが落ちて攻撃的なプレイがなくなり、お互いに短い展開でもミスがでる形でなかなかリズムのでる展開にならない感じです。リー・ナ選手選手がもたもたしている中で、ブシャール選手にも打てるボールが来る機会が増え、徐々にブシャール選手のストロークも当たりだしてきたかなという感じになります。

リー・ナ選手はやはり攻撃的にコースを付いてくプレイをしないと守備的にボールをつないでしまうとミスが出てしまう選手ですし、ブシャール選手はまだ若い事もあり、自分のプレイができていれば乗って行けますが、気持ちの状態によって途端に体の動きが悪くなり(元々読みのよい選手でもないので、自分が打てる状況でないと攻撃的なプレイの良さがでない)、どんどん悪い方向に行ってしまう選手です。(どんなに状態が悪くても表情に出てしまうのもブシャール選手の欠点と入れるかもしれません。)

3-3あたりから、リー・ナ選手が経験値から、折り合いをつけるバランスを見つけてきた印象です。サーブも回転系を多くすることでファーストの確率を上げ、相手を振るストロークを多く使うことで、ブシャール選手の攻め手を抑えてきた感じです。ポイントさえリードすれば、調子の上がらないブシャール選手に連続ポイントは出にくいので、下手に自分が崩れなければ、第2セットをブシャール選手に挽回されることはないなと考えたように思います。

結局、ブシャール選手の調子が上がらないまま、リー・ナ選手が6-2,6-4で押し切りました。