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lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

ヤメゴク ~ヤクザやめて頂きます~ (ドラマ)

ドラマ

ヤメゴク ~ヤクザやめて頂きます~ 、今季、1話を見て唯一続けてみているドラマです。
大島優子さんが主演で少し話題になりましたが、見ていてなかなかおもしろいなと思いました。

舞台は、警視庁組織犯罪対策部第三課に設置された暴力団離脱者電話相談室、通称「足抜けコール」に所属する永光麦秋大島優子さん)と、麦秋の強引なやり方に振り回されつつ、協力する同部署メンバー達の話になっています。

暴力団から足を洗わせる話ということで、ストーリーのイメージがあまりわかなかったのですが、調べてみると演出に「ケイゾク」「トリック」「SPEC」でお馴染みの堤幸彦監督が入っていて、オープニングの映像なんかは監督らしい雰囲気が出ています。

麦秋は、父親の影響か、警察官になったものの、どうも暴力団が理由で父親を亡くした過去を持っているようです。その原因となった暴力団遠藤憲一さん演じる橘勲が組長である関東貴船組らしく、麦秋は関東貴船組を潰すために様々な方向から策略を練り、かなり無茶に思える行動を取っていくというストーリーになっています。

大島優子さんの演技については、過去、いくつかのドラマを見ていますが、今回は麦秋のキャラクターもあり、かなり変わった役柄になっています。

服装は常に喪服のような黒のスーツ、常に冷静で笑ったりすることはありません。(父と就職祝いをしていた映像では笑っていたので父の死を境に今のキャラクターになったようです。) 母と妹が2人いますが、同居はしておらず、父の死に母が関係している (暴力団と何らか関係があり、結果、父が亡くなった)のか、麦秋は母の事 (というか、暴力団に関係する総ての一般市民も)を恨んでいるようです。

足抜けコールが24時間体制ということもあり、麦秋は自宅に帰らず、毎日、警視庁に泊まり、夜勤をしています。(留置所のスエットと毛布を毎日借りてくる)

麦秋は頭もキレ、常に先手、先手を打って、暴力団を追い詰めていきます。法律に詳しく、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(通称、暴対法) を武器に様々な追求を行っていきます。暴対法の適用手順には段階がありますが、段階を踏むことでの弱点もあり、段階を飛び越して適用を図ろうとすることも度々です。

麦秋は警視庁の人事部のお偉方と「何か握っている」ようで、上記の暴対法の適用段階を飛ばすこと、自分に有利なように人事をひっくりかえすようなことまでできる力があるようです。

麦秋は、格闘も強く、暴力団のアジトに踏み込んでは、一人で大勢を倒してしまいます。(麦秋が倒したことになると問題になるので、足抜け希望者が倒した事にして処理します。)

今は3話まで終わり、関東貴船組に麦秋が乗り込み、橘には合っていませんが、麦秋の存在を橘に認識させる段階まで来ています。(橘は麦秋の母と過去に関わりがあった模様)

表情を出さない、抑えたトーンの大島優子さんの演技、服装、髪型、メーク等から伝わってくるキャラクターがかなり出来がいいと思います。キャラも立っていますし、なんだかんだストーリーも練られていて面白いです。また、ケイゾク、トリック、SPECのように超常現象的なものを扱っているわけではないので、話がぶっとんで自分たちの世界に入り込み、視聴者を置いていってしまうような危なさが感じられないのがいいと思います。(ケイゾク、トリックに比べ、SPECは能力者の話にもかかわらず、一般人(筋肉バカ)としての瀬文の視点を入れたり工夫していたので、段々と堤監督の意識(リアル感というか)が変わってきてるのかもしれません。)

今回のパートナーである北村一輝さん演じる三ヶ島刑事は、SPECにおける吉川刑事が髪型変わっただけな感じだし、1話にはSPECに出てたでんでんさんが巻頭貴船組のセカンド組織の組長として足抜け対象者として出てるし、堤監督の雰囲気が存分に出て入るのですが、時々小ボケ(SE付)を入れて視聴者を笑わせようとする感じが、過去作品よりも弱くて好印象です。(トリックは小ボケが好評だからと段々が数が多すぎて笑えなかった。)

まだ、序盤ですが、主人公のキャラクターもしっかりしているし、堤監督らしさも適度に出ている。中盤からのストーリーに「なんだ、過去の経緯って案外つまんないんだな」とか、「堤監督らしさが全面に出過ぎて、過去作品みたくめちゃめちゃになってきた」とかいうようなことがなく、強いストーリー(主人公)の印象で視聴者を引っ張っていくような感じになれば視聴率も徐々に上がっていくのではないかと思います。

多分、大島優子さん主演ということが注目されすぎて、このドラマに堤監督が携わっていることを知らない人も多い気がします。うまく評判が出てくれば、堤監督ファンの人も見てみようかというような感じなるんじゃないでしょうか。

私は刑事物とか、堤監督が携わってるからとかを抜きにして、面白いなと思いました。

(Dr.倫太郎は1話の序盤で堺さんの無害だが押しの強い男感にぐったりしました。アイムホームは木村さんはやっぱり木村さんでしんどいです。天使と悪魔は剛力さんの演技がひどい、ドS刑事はデカワンコっぽい雰囲気を期待しましたがそこまでの面白さが感じられない。)

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