lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

シャラポワ選手のスタンス (テニス)

シャラポワ選手は皆が知ってる強打の選手。
また、練習風景の動画を見るとすごくわかるけど、とっても基本に忠実なテニスをする選手、速いテイクバック、しっかり足を動かす、とても参考になります。

ただ、気になるのがフォアのスタンスです。練習風景を見るとシャラポワ選手はかなりしっかりとしたスクエアスタンスなんですよね。体もですが、左足のつま先も完全に横を向いてる感じです。

テニスをやってるとわかるんですが、しっかりとしたスクエアスタンスの人が、ある程度厚くしていったグリップで、フォロースルーで振り切ろうとすると、インパクト後に腰から下でロックがかかってしまい、それ以上体が回らず振りきれないか、グラっとバランスを崩してしまいます。(昔風の薄いグリップで押し出すフォロースルーならできますが、右利きなら体の左側まで振り切ろうとすると、かなり膝が柔らかい、体が柔らかい人でないと振り切るのが難しいです。)

スクエアスタンスでもバランスを崩さない選手はイバノビッチ選手とかがいますね。多分彼女は膝が柔らかいのと体重のかけ方が上手いだと思います。(左右の足をずらしたセミオープン風で打つ時と、スクエアで打つ時があります。スクエアの時は左足を上手にずらしてる。)

シャラポワ選手のバックハンドを見るとしっかりと右足が相手側方向に向いていて体の回転ができています。

練習でのフォアハンドではそこまで振りきりませんから、膝が内側に入っていても普通に打てますが、実際の試合でフットワークをしながらではこの打ち方ではしっかり打てない (続けると膝を悪くしてしまう)んじゃないかと思います。

現に、シャラポワ選手は左右に動きながら打つ場合、スタンスがかなりバラバラです。横に動きながらならオープンスタンスも使いますし、飛び上がりながら打つ感じの時もあります。それらはハレプ選手のようにフットワークによってスタンスを使い分けているというより反射的に出ている感じでとても不安定です。

つまり、基本のフットワークがスクエアスタンスであることで、プレイ中のフットワークが乱れやすい、このために試合中でもバランスよく打つバックハンドに比べ、フォアハンドはたびたびバランスを崩しながら打つことが多いのだと思います。

シャラポワ選手もセレナ・ウィリアムズ選手のようにオープンに近いスタンスで打った方がフォアはより安定するし、フットワークもより使えるようになるんじゃないかと感じます。

ただ、シャラポワ選手を見ると、フットワークもそれほどスムーズな感じではないし、練習風景でものすごく一生懸命基本の動きをしているのをみると(サーブが得意でないこともあるし)、多分、あまり器用な人ではないのだろうなと思います。 (不器用だからとにかく基本をしっかりやって自信をつけてる感じなのでしょうね。)