lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

最近のフェデラー選手

最近のフェデラー選手で気づいたこと。

・ライジング
全豪のルー選手との試合等が顕著ですが、従来以上にライジング(バウンド後頂点までに打つ)を徹底しているような気がします。おそらく相手の時間を奪うことでストローク戦を有利にしたい、相手の反応を遅らせ、ストロークスピードを上げなくてもエースが取れるようにしたいというような意図があるのだと思います。

・ネットプレイ
去年はネットプレイに出る回数が多いということで話題になりましたが、今年もネットプレイに出る回数は多いものの、去年よりもやや少なめな気がします。恐らく、ラケットの変更でストローク力が上がっているからだと思います。また、去年のように闇雲に(どちらかと言えばストロークより相手が戸惑うネットで決めようというような)ネットプレイをしかけるというより、アプローチを深く打ったり、決められなくても相手にプレッシャーをかけるというように戦略面でネットプレイを使っている面もあるように感じます。

ストローク
対戦相手の選手が強打するということもあると思いますが、以前ならループ状の繋ぐストロークを使っていた場面、バックハンドならスライスで繋いだ場面でも、フォア、バック共に相手と強打で打ち合うシーンが多い気がします。(スライスは守備的な繋ぎとミスを誘う場面位しか使いません。) 相手選手と同じ位強打できていますから、ラケット等の変更がかなり効いていて自信を持って振れるのだと思います。(90インチ時代後半で多かったフレームショットもたまにあるが激減してると言っていいし、バックハンドも技術の向上もあるが、両手バックの選手とバックで打ち合いを続けても顕色ない程安定感が増してる。)

・バックハンドの構え
バックハンドでトップスピンを打つ際の構えで、右肩の入りが去年までより浅くなっている気がします。練習時の打ち方を見えると顕著ですが、試合でもバックハンドを構えた際、スライスか、トップスピンか分からない程度の構えになってます。ラケットのパワーが上がってそういう打ち方ができるようになったためか、構えからショットを判断されにくようにするためかは分かりませんが、以前よりもわかりづらいと思います。

・サーブ
90インチ時代後半はデュースサイトはワイドのスライスサーブが90%以上な印象でしたが、センターへエースを狙うサーブが増えているような気がします。(当然、ワイドも多いですが、ワイド一辺倒という感じがしない。) また、アドバンテージサイドでは、ワイドのフラットを多用しますが、そこから浮いたボールをネットプレイという流れも定着している気がします。

・横に走った際のボール
以前からフェデラー選手の弱点だと思っていたのが、フォア側に走らされて拾うボールです。ジョコビッチ選手なら足をスライドさせて打つ選択もありますし、ナダル選手なら強い足腰と体幹でダウンザラインに打ったりするでしょうが、フェデラー選手の場合、右に走らされて打つボールの返球の安定感が低い印象でした。(ネットかかるボールが非常に多い。) 当然、追いつけば右足を出しながらライジング気味に打つショットが使えるのですが、動きながらだと安定感が落ちる印象でした。ただ、今年は動きながらでもなんとかフラットでストレート、クロスに拾う(返球する)割合が増えているような気がします。苦しい中での返球なので強いボールは打てていませんが、ぎりぎり届くようなボールだったりするので相手が逆にミスするようなケースも見受けられます。